category:進路選択親子で読みたい
進学NEWS
2020.10.01
選べる!決められる!人になるための1年強化プログラム

7か月目:
やる気が出ないときの過ごし方

自分らしい進路選びを進めていくための「選べる! 決められる! 人になるための1年強化プログラム」7か月目です。このプログラムは、単発で受けていただいてももちろんOKですが、続けて受けていただくとさらに効果的です。

今月のテーマは「やる気が出ないときの過ごし方」です。

勉強や部活、お友達とのイベントやその他課外活動などなど、「頑張らなくてはいけないのにやる気が出ない...」そんなとき、ありますよね?
特に、今の時期は暑さが落ち着いてきて、受験勉強をされているみなさんにとっては、コツコツと進めていきたい時期。やる気が出なくなってしまったときどのように過ごせばいいのか、一緒に考えてみましょう。

ますますやる気がなくならないように...

みなさん、やる気が出ないとき、自分に対してどのように感じますか。「ダメなやつ、怠け者!」「こんなんじゃ合格できないぞ!」など、責めることが多いのではないでしょうか?

もちろん、そのようにすることで気が奮い立ち、やる気になる!という方なら問題ないと思います。しかし、短いようで長い受験生活、ずっと自分を責め続けていたのでは、焦りが出て消耗してしまい、ますますやる気がなくなってしまうかもしれません。

やる気が出ないときは、自分を責めたり、重く受け止めたりしすぎず「今は集中力が切れているんだな」「やる気が出にくい時期なんだな」と、淡々と受け止めるくらいで留めておいた方が良さそうです。

また、様々な方のキャリアを支援していて感じることは、頑張って何か結果を出すには、体力の充電だけでなく、意外に忘れがちな気力の充電も大切ということ。
楽しく働いて活躍されている方は、休憩して気分転換をして気力の充電をするのが上手です。

やる気が出ないときは思い切って、「この時間、この日は休憩!」というように自分で期間を決めて、適度に休むことも大切です。

まずはちょっとだけやってみる

次に、どうしてもすぐに取り組まなくてはいけない場合や、1日の勉強のやり始めや休憩明けで腰が重いときについて。

このようなときは、淡々とまずは少しだけ、ウォーミングアップ的なことをやってみることをオススメします。少しでも手につけてみることで、はじめはやる気がなかったとしても勢いがついて取り組みことができます。(やる気がなくてもできるのだ、と気づくかもしれません)

特に、簡単で短時間でできることや、比較的得意なことから着手すると取り組みやすいでしょう。
もしも、じっくり考えたり、苦手なことに取り組まなくてはいけなかったりする場合には、一気に全て終わらせることを目標としないで、いくつかプロセスを分解して、中間目標まで終わらせる、という考え方でいくと手をつけやすくなります。 (15分だけやってみる、5ページだけ読んでみるなど)

頑張ったその先を想像する

それでも、やる気のない状態が続く場合は、もう一度なぜそれをやるのかを確認するタイミングかもしれません。

受験勉強など、その取り組みについて「自分のどのような未来につながっていくのか?」「自分は何を求めているのか?」など、立ち止まって自分にとっての意味を確認したり、その結果が出たあとの楽しみなことなどを想像したりすると、やる気が戻ってくることが多いです。

もし、それでもどうしてもやる気が出ない場合は、実は別の道に進みたいと思っているなど、何か納得していないことがあるのかもしれません。そのときは時間を決めてじっくり向き合って、場合によっては別の道を選んでみるということも含めて考えても良いタイミングかもしれません。

いずれにしても、自分で決めたことについて、頑張って取り組んでみるというプロセス自体、みなさんの今後につながる貴重な経験となります。適度に息抜きをしつつ、みなさんにとっていい道を進めますように。

今月のエクササイズ!
  • やる気が出ないことを重く受け止めすぎず、時間を決めて一回休憩してみましょう。
  • 再開をするときに、ウォーミングアップ的に気軽にできることは何でしょうか? 思いついたことを淡々と始めてみましょう。
  • あなたにとって、その取り組みを頑張った先にどんなことが待っているでしょうか? なるべく楽しいものを想像してみましょう。

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[中村 文香]
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プロフィール : 中村 文香(なかむら あやか)

国家資格キャリアコンサルタント。高校生からミドル世代まで、キャリアの転換期における意思決定や、周囲と協力しキャリアを築いていくためのサポートを行なっている。
高校の進路選択では、人の心に関わる分野に興味がありながらも、就職で潰しがきくと、工学部を選択。北海道大学総合科学院総合化学専攻修了後、電子機器メーカーにて研究開発に従事。三十歳を目前に、今後のキャリアで本気で取り組みたいことを考えた結果、学生時代から関心のあったキャリア支援の道への転向を決意。同企業の人事部を経て独立。理系出身の分析力と大幅なキャリアチェンジの経験を活かした視点や、楽しみながらキャリアに取り組めるワークが好評。