category:進路選択親子で読みたい
進学NEWS
2020.07.01
選べる!決められる!人になるための1年強化プログラム

4か月目:
どんな変化があったのか、振り返ってみよう!

自分らしい進路選びを進めていくための「選べる! 決められる! 人になるための1年強化プログラム」4か月目です。このプログラムは、単発で受けていただいてももちろんOKですが、続けて受けていただくとさらに効果的です。

今月のテーマは「どんな変化があったのか、振り返ってみよう!」です。

これまで、1か月目「間違いない進路選びの方法とは?」、2か月目「知っているようで知らない!? 自分を知る方法」、3か月目「情報を集めて、最初の一歩を踏み出そう!」と進路選びについてのエクササイズをしてきました。今回は、一度立ち止まってこれまでの「振り返り」をしてみましょう!

「振り返り」って?

一般的に成長をするためには、行動はもちろん大事ですが、行動をやりっぱなしにするのではなく、一旦立ち止まって「振り返る」ことが大事です。

なぜかというと、行動して起こった出来事を振り返って、「その出来事について自分はどう思ってどう考えるのか? 良かったのか悪かったのか? 何が分かったのか?」など、自分なりの教訓のようなものを言葉にすることで、その出来事を次に活かすことができるからです。さらに振り返ることで、そのまま走り続けていたら気づかなかった自分の成長に気づくことができます。

この「振り返り」は、こうして改めて説明されると難しく感じられるかもしれませんが、皆さんが部活動や勉強や習い事など何かを上達しようというときに、自分で考えたり、感想文を書いたり、反省会などしたりするなかで、行っていることなので、実は日々行っていることなのです。

ちなみに、この「振り返り」のスキルは、経済産業省が提唱している、社会で活躍するための大切な力「社会人基礎力(参照:経済産業省WEBサイト)」のなかでの重要スキルとされているスキルでもあります。変化のスビードが早く、様々なことを学び、成長し続けていくことが大切なこの時代、今から意識して使いこなすことができるようになれば、ずっと役に立つスキルでもありますよ。

進路選びに大切な「振り返り」

そして、もちろん、進路選びにおいてもこの「振り返り」は大切です。
進路について調べたり、何かを体験したりした結果を振り返ることで、「自分が進もうとしている道はこの方向性で良いのか?」方向性を確認しながら納得する選択をしていくことができるようになってきます。

また、進路選びという答えのない大きな選択をする道のりでは、分からないことや自分の考えに自信が持てなくなることも多く、不安になることがあるでしょう。しかし、改めて振り返ってみると、4月時点では気づかなかったことに気づいていたり、右も左も分からなかった初めと比べると何を調べたら良いかが分かっていたりと、「あ、自分は徐々に前に進んでいるんだな」と気づくことができると思います。

紙に書いて振り返ってみよう!

振り返りをするときに大切なのは、紙に書いたり、スマホやPCの画面に打ち込んだりと、とにかく見える形にすることです。そうすることで、客観的に物事を眺めることができて、気づきが多くなります。

4月からこれまで学んで実践してきた、「進路選びの考え方」、「自分を知ること」、「進路選びについての情報収集」について、気づいたこと、印象に残ったこと、もっと知りたいことなど、思いつくことを何でも書き出してみてください。このとき、もし余裕があれば、進路選び以外のこと、学校課外活動、友達や家族についてなども一緒に振り返ってみると、他の分野での自分のなかでの気づきや、成長も感じることができますよ。

さらに、自分1人で振り返って終わりにするのではなく、友達や家族と一緒に振り返ると、自分が見落としていたことに気づけたり、新たな見方が加わったりとより一層、これまでの出来事を次に生かすことができたり、自分の成長を感じたりすることができるかもしれません。良かったら、誰かと一緒にやってみてくださいね。

今月のエクササイズ!
  • これまで、進路選びについて実行してきたことについて、振り返ってみましょう。
  • 振り返って、もっと調べたいこと、行ってみたい場所、方向性を変えた方がいいことなどが出てきたら、次にどのような行動ができるか考えて実行してみましょう!

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[中村 文香]
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プロフィール : 中村 文香(なかむら あやか)

国家資格キャリアコンサルタント。高校生からミドル世代まで、キャリアの転換期における意思決定や、周囲と協力しキャリアを築いていくためのサポートを行なっている。
高校の進路選択では、人の心に関わる分野に興味がありながらも、就職で潰しがきくと、工学部を選択。北海道大学総合科学院総合化学専攻修了後、電子機器メーカーにて研究開発に従事。三十歳を目前に、今後のキャリアで本気で取り組みたいことを考えた結果、学生時代から関心のあったキャリア支援の道への転向を決意。同企業の人事部を経て独立。理系出身の分析力と大幅なキャリアチェンジの経験を活かした視点や、楽しみながらキャリアに取り組めるワークが好評。