category:進路選択親子で読みたい
進学NEWS
2020.08.01
選べる!決められる!人になるための1年強化プログラム

5か月目:
実際、行動してみてどうだった? チャレンジしてみての結果を振り返る

自分らしい進路選びを進めていくための「選べる! 決められる! 人になるための1年強化プログラム」5か月目です。このプログラムは、単発で受けていただいてももちろんOKですが、続けて受けていただくとさらに効果的です。

今月のテーマは「実際、行動してみてどうだった? チャレンジしてみての結果を振り返る」です。

ここまで、このプログラムに取り組んでくださっている方は、進路選びについて何かしら行動(チャレンジ)をされてきたと思います。先月、「どんな変化があったのか、振り返ってみよう!」で振り返りの大切さややり方をお伝えしましたが、今回は、もう少し具体的に進路選びについて、調べたこと、経験したことを振り返り、方向性を確認したり、軌道修正したりする方法をお伝えしたいと思います。

進路選びでは「方向性を考える→行動→振り返る→また行動」というプロセスが大事

以前のコラム「知っているようで知らない!? 自分を知る方法」で、進路選びには、まず、自分の好きなこと、大切なことや得意なことなど、自分を知ることによって方向性を考えることが大切だとお伝えしました。

次に、その方向性に従って、実際に調査したり、体験したりしてみると、「やっぱりこの方向が良さそう」とか「あれ、想像と違った」とか「この部分は良いけど、この部分は嫌だな」などという気づきが出てきます。

そして、一連の行動を振り返って、気づきを整理して方向性を確認したり、修正したりして、また行動するというプロセスを何回も回すことで、自分の納得できる進路が見えてくるのです。

あなたにとって、何が良くて、何が悪かった?

これまでの進路選びに関係する行動の結果を振り返って、気づきを整理するためには「良い点、悪い点を書き出す」という方法がシンプルでおすすめです。それぞれの出来事について、自分にとって良い(好き、心地よいなど)と感じた点、悪い(嫌い、興味が持てないなど)と感じた点とその理由を書き出してみましょう。

さらに、良い点に挙げた理由の共通点を考えることで、あなたにとって好きなこと大切なことにつながる要素、悪い点に挙げた理由を考えることで、あなたにとって不快なことにつながる要素が、分かるようになってきます。
そして、当初考えていた方向性と照らし合わせて、良い要素が多い場合は方向性が合っていることが確認できますし、もし悪い要素が多かった場合もその要素を解消できるように適切に軌道修正することができ、安心して進めるようになります。(知らない土地を歩いているとき、少し歩いたら、地図などで方向を確認しながら進むことがあると思いますが、その感覚に近いイメージです)

方向性を確認&修正したらまた行動しよう!

振り返って進路選びの方向性を確認&修正したら、またその道について調べたり、体験したり、行動を起こしましょう。

進路選びについてお話を伺っていると、何かモヤモヤを感じるときというのは、「行動する」ことと、振り返りなどの「考える」ことのバランスが崩れている場合が多いようです。行動すること、振り返って考えることをバランスよく行っていくことで、徐々に自分にとってしっくりくる進路に近づいてきますよ。

今月のエクササイズ!
  • これまでやってきた行動の結果について、それぞれ「良い点、悪い点とその理由」を書き出してみましょう。
  • 良い点や悪い点の共通点から導き出した、自分にとっての良い要素、悪い要素を整理して、はじめにイメージした進路選びの方向性について、確認したり、修正したりしましょう。

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#1年間強化プログラム , #中村文香 , #振り返り , #高校生の進路選び
[中村 文香]
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プロフィール : 中村 文香(なかむら あやか)

国家資格キャリアコンサルタント。高校生からミドル世代まで、キャリアの転換期における意思決定や、周囲と協力しキャリアを築いていくためのサポートを行なっている。
高校の進路選択では、人の心に関わる分野に興味がありながらも、就職で潰しがきくと、工学部を選択。北海道大学総合科学院総合化学専攻修了後、電子機器メーカーにて研究開発に従事。三十歳を目前に、今後のキャリアで本気で取り組みたいことを考えた結果、学生時代から関心のあったキャリア支援の道への転向を決意。同企業の人事部を経て独立。理系出身の分析力と大幅なキャリアチェンジの経験を活かした視点や、楽しみながらキャリアに取り組めるワークが好評。